ポゴレリッチ

10日にポゴレリッチピアノリサイタルに行ってきました。

ポゴレリッチは1980年のショパンコンクールで、

本選を前に彼を落選させたことに、

アルゲリッチが抗議して帰国してしまったことで、

一躍有名になりました。

プログラムは

 ショパン バラード第2番

      スケルツォ第3番

 シューマン ウィーンの謝肉祭の道化

 モーツァルト 幻想曲K.475

 ラフマニノフ ピアノソナタ第2番

アンコールは

 シベリウス 悲しいワルツ

ポゴレリッチは静かな部分がとても美しく、

反対に激しい部分はたたき過ぎと

私は感じましたが、

美しくないとされる音の中に、

貴重な魂の美が含まれているという意図で

弾いているらしいです。

彼はインタビューで

「ひとつの作品を、少し距離を置いて客観的に注意深く眺めると、

 様々なことに気づき、想像力が刺激され、

 まったく別の視点でその作品を捉えるようになります。

 音楽というものは、

 私たちが想像する以上に豊かな内容と霊感に満ちています。

 生の演奏では、音の長さや空間の中での伝達を、

 より自由に、より多彩に、より個性的に、

 より生き生きと表現できます。」

と答えています。

とても重みのある言葉で、

私もこのような心境で、ピアノ演奏に

取り組みたいと思いました。

 

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