2023年

10月

26日

藤田真央

2023年10月21日サントリーホールに藤田真央君のピアノリサイタルに行ってきました。

藤田君は2019年チャイコフスキーコンクールで2位を受賞し、注目されるようになりました。

プログラムは

 ショパン:ポロネーズ第1番、第2番、第3番、第4番、第5番、第6番、第7番

 リスト:ソナタロ短調S.178

(アンコール)

 プロコフィエフ:ソナタ第1番第1楽章

 チャイコフスキー:遠い昔Op.72-17

今までテレビやYouTubeで演奏を聴いたことはありましたが、生演奏を聴くのは初めてでした。

藤田君は単音の音の出し方弾き方が抜群に上手く、単音のメロディー・音階・アルペジオがとても綺麗で

うっとりしました。なので和音の多い英雄ポロネーズより音階の多い幻想ポロネーズの方が私は感動しましたし、リストのソナタは全ての音に心がこもっていると感じる演奏で、今まで聴いたリストのソナタの演奏の中で一番素敵な演奏だと思いました。まだ若いので今後どのように成長していくのかとても楽しみです。

今回はピアノを弾く手が見えない席でしたので、次回は是非見える席で観たいです。

2023年

2月

18日

ダニール・トリフォノフ

2023年2月10日サントリーホールにトリフォノフのピアノリサイタルに行ってきました。

この日は珍しく東京は朝から雪。積雪したらどうしようと思っていましたが、

夕方から雨になり一安心。でもとても寒い日でした。

プログラムは

 チャイコフスキー:子供のためのアルバムOp.39

 シューマン:幻想曲Op.17

 モーツァルト:幻想曲K.475

 ラヴェル:夜のガスパール

 スクリャービン:ピアノソナタ第5番

アンコールは

 バッハ:主よ人の望みの喜びよ

ピアノがファツィオリのせいか音色が少し霞がかった音。ダイナミックでドラマチックでパーフェクト。

弱音がとても美しく、弱音からのクレッシェンドが素晴らしく流麗でした。

特に夜のガスパールとスクリャービンの演奏は何かが憑依したような神がかった演奏で、

素晴らしかったです。前回から6年ぶりに聴きましたが、さらに進化して巨匠を感じさせる演奏でした。

2022年

5月

20日

亀井聖矢

2022年5月18日に、コロナが少し落ち着いてきましたので、

久しぶりにピアノリサイタルに行ってきました。

今回の亀井聖矢さんは2001年生まれで、飛び入学特待生として桐朋学園大学に入学し、

現在4年生。日本音楽コンクールとピティナピアノコンペティションの両方に優勝し、

テレビやYouTubeで聴いてみたところ、とても上手いと注目するようになりました。

出身も名古屋で私と同じなので、応援したくなりました。

そして今年4月スペインで行われたマリア・カナルス国際ピアノコンクールで3位受賞。

プログラムは

 ベートーヴェン作曲 ピアノソナタ「ワルトシュタイン」

 リスト作曲 「ラ・カンパネラ」

 ラヴェル作曲 「夜のガスパール」

 バラキレフ作曲 「イスラメイ」

 モーツァルト作曲 ピアノ協奏曲第19番

実際に生演奏を聴いてみると、亀井さんは想像以上に上手で、

音色、テクニック、迫力、メロディーとその他の音とのバランス、弱い音の美しさなどどれも素晴らしく、

私の大好きなピアニストの一人になりました。

この日のプログラムは亀井さんがエントリーしているクライバーン国際ピアノコンクールのセミファイナルで、全て弾く予定みたいです。クライバーン国際ピアノコンクールは6月2日~6月18日で、

YouTubeでライブ配信されるらしいので、優勝を願って応援したいと思います。

 

2019年

12月

12日

セルゲイ・ババヤン

12月10日セルゲイ・ババヤンのピアノリサイタルに行ってきました。

ババヤンはアルメニア出身で、アルゲリッチの2台ピアノのパートナーであり、

若手で世界的に人気のトリフォノフの先生として有名です。

プログラムはオールショパンで

 ポロネーズOp.26-1 ワルツOp.64-2 舟歌Op.60 ワルツOp.69-2 ノクターンOp.9-3

 幻想ポロネーズOp.61 即興曲Op.29 前奏曲B.86 ワルツOp.34-1

                   ここで休憩

 マズルカ(後半はほとんどマズルカ)Op.6-2 Op.63-3 Op.63-2 Op.7-3 Op.24-4 Op.7-1 Op.67-2

   Op.67-3 Op.67-4 Op.68-2 Op.68-3 変ロ長調(遺作) Op.6-4 Op.41-4 Op.30-1 Op.30-2 Op.33-4

   Op.56-2 ワルツOp.34-3

出だしから音色がヴェールに包まれた感じの音でびっくり。

ピアノがファツィオリだからかと思いましたが、よく見ていると半分以上ソフトペダルを

踏んでいるみたいでした。

ファツィオリは最近コンクールやリサイタルで弾かれることが多くなってきたメーカーなので、

ネットで調べてみると、創業30年でトップブランドの仲間入りをしたイタリアの最高級ピアノで、

手作りのため年間130台しか作られないみたいです。

軽く柔らかいタッチと伸びやかな美しい響きが特徴と書いてありました。

会場が武蔵野市民文化会館小ホールで500人くらいと狭く、

照明も少し暗くしてサロンコンサートみたいな演出でした。

ショパンの小品が中心でしたので、音色も工夫して、休憩以外は一気に弾き通していました。

実際にショパンはこんな雰囲気でコンサートをしていたのではないかと

感じさせるようなリサイタルを狙っていたのかなと思いました。

 

2019年

5月

17日

ウィーン少年合唱団

昨日武蔵野市民文化会館にウィーン少年合唱団を聴きに行きました。

ウィーン少年合唱団は創立1498年。

10歳~14歳の約100名のメンバー全員が、

アウガルテン宮殿で全寮制の生活をしているらしいです。

過去にハイドンとシューベルトが在籍し、

ブルックナーが指導し、モーツァルトと共演したため、

ハイドン・モーツァルト・シューベルト・ブルックナーの名がついた

4つのグループに分かれて活動していて、

今年はブルックナー組が来日。

今回は一人の日本人を含む26人でした。

第一部はメンデルスゾーン・ハイドン・ブラームスなどの宗教曲

第二部は美しく青きドナウ・リベルタンゴ・オーソレミオ・サウンドオブミュージックなど、

日本のうたも荒城の月・ふるさと・上皇后陛下が作詞されたねむの木の子守歌も

歌ってくれました。

トスカニーニが「天使の歌声」と命名したように、

澄んだ綺麗な歌声と優しいハーモニー。

クレッシェンドどデクレシェンドがとても上手く魅了されました。

歌ってくれた24曲のうち5曲がアカペラで、

アカペラの曲は目を閉じると、

正に天使が歌ってくれている感じで、

心が洗われとても癒されました。

調べたら合唱団専属の学校があり、

毎日3時間合唱の練習をしているらしいです。

2018年

11月

24日

浜松国際ピアノコンクール本選1日目

11月23日、浜松に日帰りで浜コン本選1日目を観に行ってきました。

 1.務川慧悟くん プロコフィエフ作曲ピアノ協奏曲第3番

 2.安並貴史くん ブラームス作曲ピアノ協奏曲第2番

 3.牛田智大くん ラフマニノフ作曲ピアノ協奏曲第2番

18時開演で17時15分開場でしたので、16時45分頃会場に行ったのですが、

もうすでに長蛇の列。その人気の凄さが伺えました。

注目の牛田くんは元気いっぱいの若々しい演奏で良かったのですが、

音の美しさでは務川のが良かったかな~といった印象。

24日に残りの3人の演奏と結果発表が行われました。

今回は日本人が4人も本選に残り、今まで一度も日本人が優勝していなかったので、

今年こそ日本人が優勝かと思いましたが、結果は

1位 ジャンチャクムル(トルコ)

2位 牛田くん

3位 イヒョン(韓国)

4位 今田くん

5位 務川くん

6位 安並くん

でした。優勝はできなかったけど、日本人の入賞者の皆さんの演奏も

とても素晴らしかったです。この結果をばねにさらに飛躍してもらいたいです。

浜松は鰻が美味しく、楽器博物館がとても多くの楽器があり、

想像以上に素晴らしかったです。

 

2018年

9月

19日

ロシア国立交響楽団

昨日武蔵野市民文化会館に、ロシア交響楽団の演奏を聴きに行きました。

プログラムは

 ストラヴィンスキー:「火の鳥」

 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番

 チャイコフスキー:交響曲第5番

ロシア交響楽団は1936年に創立され、ロシアで伝統のあるオーケストラの一つ。

指揮はマリウス・ストラヴィンスキーで、ストラヴィンスキー一族の血をひくサラブレッドで、

背が高くなかなかのイケメン。

ピアニストはリリヤ・ジルベルシュタインで、ブゾーニ国際ピアノコンクールで優勝し、

アバド、アルゲリッチ、バシュメットなどと共演する実力派。

ジルベルシュタインはとてもパワフルな演奏で、テクニックも素晴らしかったのですが、

和音の連打が荒っぽく、残念ながら私の好みの演奏ではありませんでした。

ロシア交響楽団の演奏は素晴らしく、管楽器は一人一人がとてもよく響く綺麗な音色で、

弦楽器はその管楽器の音色を引き立てるこれまた素敵な演奏でした。

特にチャイコフスキーの交響曲第5番第2楽章の冒頭のホルンの音色はとても美しく、

感動しました。マリウスはイケメンの上に指揮者としての実力も備えているのでしょう。

オーケストラは弦楽器と管楽器のビブラートが切なくて、いいですね。

ピアノはビブラートができないのと、一度鳴らした音はさらに強くはできず消えていくだけなのが、

とても残念だと再認識してしまいました。

 

2018年

2月

15日

シャルル・リシャール=アムラン

2015年ショパン国際ピアノコンクールで2位になった

アムランのピアノリサイタルに行って来ました。

プログラムは

 モーツァルト「幻想曲K.397」

 ショパン 「即興曲第1番、第2番、第3番」

      「幻想即興曲」

 ババジャニアン「エレジー」「前奏曲ーヴァガルシャパト舞曲」

        「即興曲エクスプロンプト」「カプリッチョ」

 シューマン 「アラベスク」

       「ピアノソナタ第1番」

ババジャニアンはロシアの後期ロマン派ピアニズムに分類されるアルメニアの作曲家で、

初めて聴きましたが、綺麗な曲から激しい曲まで魅力的でした。

アムランはインタビューで次のように答えています。

「5歳から18歳までルーマニア出身のスルドレスク先生に習いました。

 技巧練習のための練習曲は用いず、曲の中で必要な技術を身につけました。

 カバレフスキー、トゥリーナなど音楽的に優れていて子供の興味を喚起する曲や、

 和声的に多様で耳を鍛えられる曲を選んでくれて、難しすぎる曲は選ばず、

 一度にワンステップずつ成長できるようにしてくれました。

 自分の存在を見せつけるのではなく、音楽の後ろに隠れ、

 作品自体をじっくりと聴かせるピアニストを目指したいです。」

ショパンコンクールを間近で聴いていた調律師さんが、

右のペダルはみな微妙に上げ下げするが、

アムランは左のペダルも同じように操作していたと驚いたそうです。

弱音でいろいろ表現すべきだと思い、弱音を基礎にして、

音の強弱を音色として弾き分けているらしいです。

フォルテは大きな音を出すことによってのみならず、

重みのある音、鋭い音といったカラーの変化によって表現し得ると

アムランは語っています。

この点がアムランの温かい魅力的な音色を生み出しているのでしょう。

2017年

12月

16日

髑髏城の七人 上弦の月

劇団☆新感線の舞台「髑髏城の七人 上弦の月」を観に行きました。

これは今年3月に豊洲にできた「IHIステージアラウンド東京」という

新しい劇場で行われ、客席全体が360度回転します。

劇場というよりアトラクションみたいな感じ。

幕はスクリーンになっていて、舞台がしまっている時は

180度の巨大なスクリーンに映像が流れ、飽きることがありません。

ストーリーは、織田信長の影武者だった捨之介が、

本能寺の変の後、関東に逃れ、そこを支配していた天魔王と

戦うという架空の話です。

福士蒼汰、早乙女太一、三浦翔平、須賀健太という若手が中心の舞台で、

福士くんは初舞台のせいか普通でしたが、

早乙女くんと三浦くんと須賀くんはとても上手でした。

1部は歌やダンスもあり、極楽太夫を演じた高田聖子さんが歌が抜群に上手。

2部は殺陣が中心で、早乙女くんと三浦くんが殺陣でも光っていました。

舞台の内容も劇場も新鮮で、とても楽しめました。

2017年

8月

28日

History of Pops 70s

8月23日中野サンプラザに、「History of Pops 70s」を観に行きました。

これは入江雅人さん、佐藤仁美さんなど6人の俳優さんたちが、ある一家の

1970年から1980年までの移り変わりを演じる中、

4組のアーティストが、70年代のPopsを歌うショーです。

4組のアーティストは三浦大知さん、CHEMISTRYの川畑要さん、上白石萌音さん、

Little Glee Monsterさん。

4組ともとても実力があり、聴きごたえ充分。

とても感動しました。

三浦さんと川畑さんと上白石さんは知っていたのですが、

Little Glee Monsterさんはこの日初めて知りました。

5人組の女の子たちのグループですが、女性ゴスペラーズと言われているらしく、

5人ともとても歌唱力があり、アンコールで歌ったオリジナル曲は

ハモリが素晴らしく、これからの活躍を応援していきたいと思いました。

2017年

5月

19日

チョ・ソンジン

今年1月に行ったばかりですが、またチョ・ソンジンのピアノリサイタルに行ってきました。

今回のプログラムは

  ドビュッシー

   「子供の領分」全曲

   「ベルガマスク組曲」全曲

   「喜びの島」

  ショパン

   「バラード」全曲

 (アンコール)

  モーツァルト「ソナタ第12番」第2楽章

  リスト「超絶技巧練習曲第10番」

  ドビュッシー「映像1集 1.水に映る影」

  リスト「ラ・カンパネラ」

今回はドビュッシーが多いプログラムでしたが、

感情を込めるのが上手なソンジン君は、

ショパンやリストの方が合っていると思いました。

今度はもっとリストを弾いてもらいたいです。

ネットでソンジン君のインタビュー記事を見つけました。

「僕はもともと6歳で趣味としてピアノを習いました。

 とてもシャイな子供で一人っ子だったから、

 一人ぼっちにならないように何か楽器をということで、

 ピアノを始めました。

 ヴァイオリンも習いましたが上達しませんでした。

 ずっと1本ずつの指で弾いているようなレベルだったんですが、

 10歳のときに10本の指で弾き始めました。

 そこから本当に急速に勉強したんです。」

このような天才は3歳くらいからピアノを始めたのかと思っていましたが、

6歳から始めたという点にびっくり。

才能とある程度の年齢からの努力が、

ピアニストになるには必要だとわかりました。

  

 

2017年

1月

18日

チョソンジン

17日にチョソンジンピアノリサイタルに行ってきました。

今回のプログラムは

 ベルク:ソナタ Op.1

 シューベルト:ソナタ 第19番 D.958

 ショパン:24の前奏曲 Op.28

(アンコール)

 ドビュッシー:月の光

 ショパン:バラード第1番

 ショパン:英雄ポロネーズ

 

前回聴きに行ってから1年たちましたが、

やはりショパンが素晴らしかったです。

24の前奏曲と英雄ポロネーズは昨年も聴きましたが、

1年経って弾きこんだからでしょう

より深みと余裕が感じられ、

前奏曲と英雄ポロネーズに関しては、

現在世界で一番のピアニストではないかと

思われる弾き方でした。

今回もランランとほぼ同じサントリーホールの裏側の席だったので、

ペダルがとても良く見えました。

右のダンパーペダルの踏みかえの多さは想像通りでしたが、

左のソフトペダルの多様さにはびっくり。

ランランよりずっと頻繁にソフトペダルを踏んでいました。

それがあのような多彩な音色に繋がるのでしょう。

とても勉強になりました。

チョソンジン君のリサイタルの良いところは

こんな名演奏なのに若いため、

チケット代が3200円~6400円と

とても安いところです。

でもこれからどんどん高くなっていくんだろうな~

2016年

12月

12日

ポゴレリッチ

10日にポゴレリッチピアノリサイタルに行ってきました。

ポゴレリッチは1980年のショパンコンクールで、

本選を前に彼を落選させたことに、

アルゲリッチが抗議して帰国してしまったことで、

一躍有名になりました。

プログラムは

 ショパン バラード第2番

      スケルツォ第3番

 シューマン ウィーンの謝肉祭の道化

 モーツァルト 幻想曲K.475

 ラフマニノフ ピアノソナタ第2番

アンコールは

 シベリウス 悲しいワルツ

ポゴレリッチは静かな部分がとても美しく、

反対に激しい部分はたたき過ぎと

私は感じましたが、

美しくないとされる音の中に、

貴重な魂の美が含まれているという意図で

弾いているらしいです。

彼はインタビューで

「ひとつの作品を、少し距離を置いて客観的に注意深く眺めると、

 様々なことに気づき、想像力が刺激され、

 まったく別の視点でその作品を捉えるようになります。

 音楽というものは、

 私たちが想像する以上に豊かな内容と霊感に満ちています。

 生の演奏では、音の長さや空間の中での伝達を、

 より自由に、より多彩に、より個性的に、

 より生き生きと表現できます。」

と答えています。

とても重みのある言葉で、

私もこのような心境で、ピアノ演奏に

取り組みたいと思いました。

 

2016年

12月

04日

ランラン

今日ランランのピアノリサイタルに行ってきました。

ランランは現在33歳。

中国を代表するピアニストで、

タイム誌で「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれました。

プログラムは

 チャイコフスキー「四季」全曲

 ショパン スケルツォ全曲

アンコールは

 ポンセ 間奏曲第1番

 ファリャ 火祭りの踊り

 ガーシュウィン 前奏曲第2番よりアレグロ

ランランは美しい音色、卓越したテクニックと表現力で、

非の打ち所がない演奏でした。

演奏後はスタンディングオベーションと拍手の嵐で、

凄かったです。

一音一音に感動するという表現が大げさではなく、

同じ時代に生まれてきてくれて有難う、

この時間がずっと続いたらいいなあといった感じでした。

今日の席はペダルがとてもよく見えたので、

頻繁な踏みかえ、ソフトペダルの多様など

新しい発見があり、

私ももっとペダルを工夫しなければと痛感しました。

チャイコフスキーの四季を生で全曲聴くのは、初めてでしたが、

1月から12月まで、ロシアの風物詩と人々の生活を描いた作品なので、

全曲通して聴くことにより、それぞれの曲の特徴がより鮮明にわかり、

ランランの選曲の素晴らしさにも感動しました。

 

2016年

8月

11日

嵐「Japonism Show」in ARENA

2年ぶりに嵐のライブに当たったので、行ってきました。

今回驚いたことが二つありました。

一つは、顔認識システムによるデジタルチケット。

チケットの不正や転売を防ぐため、チケットを申し込む時に、

顔写真をジャニーズ事務所に送り、どうなるのかと思ったら、

入口でスマホに送られてきたQRコードを見せると、

顔写真と照らし合わせて入場できました。

もう一つはペンライトのフリフラ無線システム。

今回のペンライトは5色に変化するのですが、

自分の座席に貼ってあるシールにペンライトをかざすと、

無線で発光色が変化するようになり、

会場側がペンライトの色を操作するのです。

今回はセンター(アリーナ席)だったので、

色がとても綺麗に変化するのが見られ、素敵でした。

嵐の5人はさらに歌(大野くんが特に上手い)とダンスが上手になっていて、

その他二宮くんはタップダンス、櫻井くんはドラム、松本くんはDJ,

相葉くんはロープを使ったアクロバット、大野くんはマスクマジックに

挑戦していました。

ドラマや映画撮影など忙しい中、さらにこのライブのためにいろいろ

挑戦していて、感心してしまいました。

現在オリンピックをやっていて、オリンピック選手にも感動してますが、

嵐の5人も負けず劣らず凄いです。

日本でずっと一番人気を保ち続けている理由が、

ライブに行くとよくわかります。

2016年

3月

25日

シルク・ドゥ・ソレイユ「O(オー)」

ラスベガスでシルク・ドゥ・ソレイユ「O(オー)」を見てきました。シルク・ドゥ・ソレイユはラスベガスでは現在7つ行われているようですが、「O」が一番人気。

舞台が巨大なプールになっていて、空中ブランコ・飛び込み・シンクロナイズドスイミングなど水上のアクロバットショーです。

芸術性・完成度が高く、出演者の技術力のレベルが高いのにびっくり。元オリンピック選手もたくさん参加しているらしいです。

音楽はずっと癒し系の音楽が流れ、セリフはないので、英語が苦手でも大丈夫。

大規模な装置のため、世界中ここでしか見られないみたいで、日本で見られないのが残念。

2016年

1月

30日

ショパンコンクール入賞者ガラコンサート

1月28日、東京芸術劇場にショパンコンクール入賞者ガラコンサートを

聴きに行きました。

昨年行われたショパンコンクールで入賞した

チョ・ソンジン、シャルル・リシャール=アムラン、ケイト・リウ、

エリック・ルー、イーケ・(トニー)・ヤン、ドミトリー・シシキン

6人全員の演奏が聴けました。

東京芸術劇場は1999人入場できるのですが、満席でした。

私の席はステージの脇2階のバルコニーだったので、

ピアノは後ろから弾く姿を見る感じでしたが、

オーケストラは間近で見降ろせ、管楽器も横からじっくり眺めることができ、

感動的。コンツェルトを聴くにはとてもいい席でした。

エリック・ルーの弾き方が私の好みでしたが、

チョ・ソンジンの演奏がやはり一番感動しました。

先日はソロリサイタルを聴きましたが、

今回はソンジン君のピアノ協奏曲No.1が聴けて、

またまたあの完璧さにうっとり。

オーケストラもワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団で

素晴らしい演奏で、とても素敵な夜を過ごせました。

 

2015年

11月

24日

チョソンジン

11月23日に、チョソンジンのリサイタルに行ってきました。

チョソンジンは2011年チャイコフスキーコンクールと

2014年ルービンシュタインコンクールで3位入賞し、

今年ショパンコンクールで優勝しました。

プログラムはオールショパンで、

 ノクターン第13番

 ソナタ第2番

 スケルツォ第2番

 24の前奏曲

(アンコール)

 英雄ポロネーズ

 バッハフランス組曲第5番よりサラバンド

卓越したテクニックと透明感に満ちた美しい音色、

21歳とは思えない表現力がとても魅力的でした。

ソンジン君はインタビューで次のように言っています。

「ショパンの作品はまるで歌を歌っているよう。それを表現することが一番大事。

 練習方法としては、まずは曲をゆっくり弾いてみたり、じっくり弾いてみたりします。」

そしてパリ国立高等音楽院で、ミッシェル・ベロフのアシスタントとして

チョソンジンを教えているローラ・カバッソのコメントは

「出会った当初からすごい集中力で練習し、すごい早さで曲を自分のものにし、

 どんな曲もやすやすと弾きこなすことに目を見張る思いだった。

 素晴らしい音色を持っている。

 レパートリーはとても広く、複雑な曲でもあっという間に覚えてしまう。

 彼は教師からのアドヴァイスをコピーするのではなく、自分の音楽的ヴィジョンに

 深くしみ込ませていく。」

やはりショパンコンクールの優勝者となると、天才なんですね。

2015年

10月

30日

ダニール・トリフォノフ

10月29日東京オペラシティで行われた、ダニール・トリフォノフのリサイタルに行ってきました。

トリフォノフは2010年ショパンコンクールで3位、2011年チャイコフスキーコンクールで優勝した

世界で注目されている若手ピアニストです。

プログラムは

 バッハ(ブラームス編曲)「左手のためのシャコンヌ」

 シューベルト「ソナタ第18番ト長調」

 ブラームス「パガニーニの主題による変奏曲第1巻」

 ラフマニノフ「ソナタ第1番ニ短調」

<アンコール>

 スクリャービン「左手のためのプレリュードOp.9-1」

 トリフォノフ「ソナタ」より第3楽章

 シュトラウス(トリフォノフ編曲)「喜歌劇こうもり序曲」

トリフォノフの演奏はとてもエネルギッシュで、どんな難曲でも弾きこなせるテクニックと

ピアニッシモの音色の美しさが魅力です。

選曲も素晴らしく、左手のためのシャコンヌとラフマニノフのソナタ第1番を生で聴くのは初めて。

さらに作曲も行い、アンコールに弾いた自作と編曲も素晴らしかったです。

彼はインタビューで次のように答えています。

「毎シーズンに必ず新しいプログラムを、自分にとって新しい形でつくるようにしています。

 演奏は決して再生品であってはならず、新たに創られるものでなければなりません。

 肝心なのは、奏者の内面的な”軸”です。演奏しながら、何をどう弾きたくなるか、

 何を引き出したくなるのか、アイデアが次々とあふれてきます。」

納得させられる演奏でした。

 

2015年

5月

18日

burst! 危険なふたり

昨日、SMAPの草彅くんと香取くんの二人芝居「burst!危険なふたり」を

渋谷パルコ劇場に観に行きました。

これは三谷幸喜さんの脚本・演出で、

間違ってテロリストから爆弾を仕掛けられた一般市民と爆弾処理のプロが

爆弾の解除に挑む劇で、

笑いっぱなしのコント劇でした。

芸達者で仲良しの二人なので、息がぴったり。

間の取り方が素晴らしかったです。

さらに私が感心したのは音楽。

荻野清子さんが舞台の脇で弾く生ピアノの演奏のみで、

各シーンにあった演奏を繰り広げていました。

即興なのか、前もって作曲してるのかわかりませんでしたが、

お芝居に合っていて、素敵でした。

荻野さんは東京芸大の作曲科卒の方で、

最近は「清洲会議」など三谷さんの作品の音楽を

多く担当しているらしいです。

2015年

3月

23日

ナカジマカオリカルテット

21日に私のサックスの先生、ナカジマカオリさんのライヴに行ってきました。

私はピアノ以外の楽器がやりたく、昨年末よりアルトサックスを習っています。

指使いはソプラノリコーダーと同じで、すぐできましたが、

いい音色をだすのはとても難しいです。

この日は私が時々行っている吉祥寺のSOMETIMEでの演奏。

先生の他に、ピアノ石川剛さん、ベース矢野伸行さん、ドラム豊田一樹さん。

ドラムの豊田さんは体調不良の米沢ジョンさんの代理で、

以前コピスの前で演奏していて良かったからスカウトしたと言っていましたが、

20代のなかなかのイケメン。人気出そうです。

プログラムはバラードから軽快な曲まで幅広く、

とても楽しめました。

カオリ先生の音色がとても美しく、

他のメンバーもそれをうまく引き立てていて、

バランスがとても良かったです。

 

2015年

1月

07日

KAT-TUN

12月30日、娘がファンなので、大阪の京セラドームにKAT-TUNの年末ライヴを観に行きました。

内心わざわざコンサートのために、大阪まで行くなんてと思っていましたが、

なんと席がアリーナの前から2列目。

ジャニーズは席が選べないため、一生に一度の体験かも。

間近で観れてとても楽しかったです。

KAT-TUNはジャニーズの中で、悪っぽくやんちゃ坊主が大人になった感じのグループなので、

曲はロックぽいかっこいい感じの曲が多いのですが、コントやMCはとても面白く、

そのギャップが魅力です。

若い子たちと一緒に騒いで、若返った気分でした。

2014年

11月

10日

ユンディ・リ

11月6日、サントリーホールにユンディ・リのリサイタルを聴きに行きました。

ユンディ・リは2000年18歳の時に、ショパンコンクールで優勝し、

コンクール史上初の中国人並びに最年少の優勝者となりました。

ユンディはイケメンで女性ファンが多く、日本にもファンクラブがあるくらい。

プログラムは

 ベートーヴェン:ソナタ「月光」

 ベートーヴェン:ソナタ「熱情」

 ショパン:ノクターン第1番、第2番

 シューマン:幻想曲OP17

(アンコール)

 任光:彩雲追月

 ベートーヴェン:ソナタ「悲愴」2楽章

 青海民謡:遙か遠くのそのまた彼方

 リスト:タランテラ

先日聴きに行ったアヴデーエワに比べると、男性的でエネルギッシュな演奏。

でもベートーヴェンは向いていないように思いました。

ショパン、シューマン、アンコールの中国の作品とリストは素晴らしかったです。

2014年

11月

06日

アヴデーエワ

11月2日、所沢ミューズにユリアンナ・アヴデーエワのリサイタルを聴きに行きました。

アヴデーエワは2010年のショパンコンクールで、アルゲリッチ以来45年ぶりの女性優勝者。

現在29歳。若くて上手で美人のため、いつものピアノのコンサートより

男性の観客が多いと感じました。サイン会も長蛇の列。

プログラムは

 ショパン:ノクターン第20番、第16番

 ショパン:幻想曲

 ショパン:4つのマズルカop.17

 ショパン:ポロネーズ第5番

 プロコフィエフ:ソナタ第8番

(アンコール)

 チャイコフスキー:瞑想曲op.72-5

 ショパン:ワルツop.34-1

 シューベルト:3つのピアノ曲D946-3

音がクリアで、知性溢れるクールな演奏。男性に比べると迫力には欠けましたが、

ショパンはもちろん素晴らしく、プロコフィエフも難曲にもかかわらず

メロディがよく歌われていて、感動しました。

これから年齢を重ねていくと、どのように変化して行くか楽しみです。

2014年

6月

11日

ミュージカル「オーシャンズ11」

昨日、東急シアターオーブにミュージカル「オーシャンズ11」を観に行きました。

ラスベガスのホテルの金庫からお金を盗む話ですが、ダニー・オーシャンに香取慎吾、

その妻テスに観月ありさ、ラスティー・ライアンに山本耕史という人気者が出演。

ありさちゃんと耕史くんは歌がとてもうまく、ありさちゃんはテレビで見るより顔が小さく、

スタイル抜群でとても美人。

慎吾くんも背が高いため、舞台映えしてかっこよく、ダンスも素敵でしたが、

脇役まで劇団四季や宝塚出身など歌が上手な人ばかりだったので、

歌はイマイチな感じでした。

笑えるシーンも多く、3時間があっという間でとても楽しめました!

2014年

5月

03日

キーシン

5月1日に、サントリーホールで行われたエフゲニー・キーシンのリサイタルに行ってきました。

プログラムは

 シューベルト「ピアノソナタ第17番Op.53」

 スクリャービン「ピアノソナタ第2番Op.19」

 スクリャービン「12の練習曲Op.8より2.4.5.8.9.11.12番」

アンコールは

 バッハ(ケンプ編)「シチリアーノ」

 スクリャービン「練習曲Op.42-5」

 ショパン「英雄ポロネーズ」

シューベルトも良かったですが、やはり自国の作曲家であるスクリャービンは素晴らしく、

音色のバランス・スケールの大きさ・色彩の豊かさなど感動することばかり。

今回はステージの背面の席にしたので、たぶん音色は正面より劣るでしょうが、

指の動きやペダリングがとても良く見え、勉強になりました。

サントリーホールの背面の席は、価格が安いわりにはよく見え、

オススメです。

2013年

12月

28日

福山雅治

12月27日、みなとみらいにあるパシフィコ横浜に、

福山雅治さんのコンサートを聴きに行ってきました。

福山さんはかっこいいだけではなく、

歌もギターもトークも、とても上手。

ガリレオの曲やCMに使われた曲など

ロックっぽいものからバラードまで多彩で、

とても楽しめました。

年末は10日間コンサートを行うらしく、

紅白歌合戦もここから中継するらしいです。

3時間も歌いっぱなしで、それを10日間も続けるなんて、

発声もきちんとしているのだろうなと感心してしまいました。

 

2013年

8月

04日

JUJU

今日、青山にあるブルーノート東京で行われたJUJUのコンサートに行きました。

チケット発売当日に、繋がらないネットを何度も挑戦してやっと手に入れた甲斐があり、

素晴らしい歌声でとても感動しました。

JUJUはポップスもいいですが、最近はTBSのドラマ「TAKE FIVE」の劇中で「Take Five」を

歌うなど、ジャズのアルバムも出しています。

今回はブルーノートなので、ほとんどジャズ。「Take Five」はもちろん、「星に願いを」

「Summertime」など、ハスキーで魅力的な声質、豊かな声量と表現力、痺れるビブラート、

実に上手いです!!!

ピアノ、サックス、ギターなどバックのミュージッシャンも上手く、

ブルーノート東京は200人位の場所なので、近くで聴けてとても良かったです。

2013年

6月

05日

音楽劇「ザ・オダサク」

6月2日、音楽劇「ザ・オダサク」に行きました。

「夫婦善哉」で有名な大阪の作家で、オダサクの愛称で親しまれた

織田作之助の半生を描いた音楽劇です。

オダサク役はジャニーズの内博貴くん。妻の一枝役は元宝塚の陽月華さん。

ほかに新納慎也さん、山崎静代さん、姿月あさとさんなど。

内くんが思っていた以上に演技が上手く、もう少し歌に感情がこめられれば、

素晴らしい舞台俳優になれそう。将来が楽しみです。

演出が少年隊の錦織一清さんで、笑いあり、涙ありの

素晴らしい芝居に出来上がっていました。

錦織さんは歌、演技だけでなく、演出の才能もあるのだと

新たな発見でした。

2013年

5月

31日

寺田悦子&渡邉規久雄デュオピアノリサイタル

昨日、寺田悦子&渡邉規久雄デュオピアノリサイタルに行ってきました。

渡邉さんが音大時代の友達の先生で、誘われて行ったのですが、

二人はご夫妻なので、息がぴったり。

特に寺田さんはとても音が美しく、感動しました。

プログラムは、すべて2台ピアノで、

 ワーグナー作曲「トリスタンとイゾルテ」前奏曲と愛の死

 ドビュッシー作曲「海」

 ストラヴィンスキー作曲「ペトルーシュカ」

私も最近、ピアノの発表会で2台ピアノを弾くようになり、

私の中では結構なマイブームです。2台ピアノは連弾に比べ、音域が広く、

他の人と合わせる楽しみがあり、しかも伴奏とちがってピアノが主役。

今年の発表会では、ラヴェル作曲「ラ・ヴァルス」を弾く予定で、

現在練習中です。

2012年

12月

09日

クリスチャン・ツィメルマン

昨日、世界三大人気ピアニストの一人、ツィメルマンのコンサートに行ってきました。

(あとの二人はアルゲリッチとポリーニ)

ツィメルマンは現在56歳のポーランド人。若い頃はイケメンでしたが、

現在もダンディな感じでステキ。

1975年にショパンコンクールに優勝してから、世界各国で演奏してきました。

レパートリーも広く、今回は

ドビュッシー「版画」「前奏曲1集より6曲」

シマノフスキー「9つの前奏曲より3曲」

ブラームス「ピアノソナタ第2番」を演奏しました。

音色が美しく、迫力のある音から弱い音まで多彩でクリアーな音色。

特にトリル、アルペジオ、音階はとても美しくうっとり。

私もあのような音色が出せるよう、少しでも近づきたいと思ってしまいました。

今回は所沢市民文化センターミューズアークホールに行きましたが、

サントリーホールより、いい席を安く買えるのでお得でした。

2012年

10月

18日

純名里沙ライブ

10月16日、青山CAYに純名里沙さんのライブに行ってきました。

CAYは青山学院大学のそばにあるスパイラルの地下で、

ライブを聴きながら、タイ料理が食べられるお店。

今回は純名里沙さんの他に、比屋定篤子さん(vocal) 笹子重治さん(guitar) の

協演でした。

比屋定さんと笹子さんは初めて聴きましたが、どちらもとても上手。

比屋定さんは沖縄生まれのネオシティポップの歌手で、とてもハスキーな声。

笹子さんはブラジリアンスタイルを基本にしたギタリスト兼音楽プロデューサーで、

テレビドラマや映画の音楽も担当してきたとのこと。

純名さんは相変わらず、透き通るような美声。

最近、嵐やスマップなどアイドルのコンサートに行っていたので、

ひさしぶりに実力のあるシンガーの歌を聞いたら、

とても感動してしまいました。

 

2012年

10月

02日

SMAP

9月30日東京ドームに、SMAPのコンサートに行きました。

今回は「GIFT of SMAP」からの曲がほとんどで、

私としてはもっと昔の曲も聴きたかったです。

その中で、木村くんと香取くんのデュエット曲「おはよう」が

とても素敵で、歌詞もメロディーも良いのですが、

二人はファンを魅了する歌い方をよく知っている感じ。

コンサートでしか二人のデュエットを聴けないのが、とても残念。

その他に、今回は電飾の衣裳に驚きました。

電飾が曲に合わせていろいろな色に変わるのです。

毎回様々な見せる工夫がされているSMAPのコンサートですが、

今年はその衣裳に一番驚いたかな~

今年は台風の影響かもしれませんが、年々MCの時間が減っている気がして、

寂しいです。SMAPのトークはとても楽しいのに・・・

2012年

9月

22日

ペーテル・ヤブロンスキー

昨日サントリーホールに、ペーテル・ヤブロンスキーのピアノリサイタルを聴きに行きました。

ヤブロンスキーはスウェーデン人とポーランド人のハーフで、5歳でドラム、6歳でピアノを

始め、9歳でジャズの巨匠マイルス・ディヴィスが絶賛。

その後ロンドンの王立音楽院に在学中、アシュケナージに見出された異色のピアニスト。

プログラムはベートーヴェン「7つのバガテル1番、7番」「アレグレット」

「エリーゼのために」「ソナタ17番テンペスト」

リスト「バラード2番」「ハンガリー狂詩曲15番」

ガーシュウィン「3つの前奏曲」「エムブレイサブルユー」「アイガットリズム」

コープランド「4つのピアノブルースより3番」

リムスキー・コルサコフ「熊蜂の飛行」(ヤブロンスキーのジャズアレンジ)

とにかく音色が綺麗で、洗練された美しいタッチとジャズで培われた抜群のリズム感が魅力。

私はリストのバラードの演奏が、よく探求されていて一番気に入りました。

骨太でシャープな演奏をするエネルギッシュなピアニストです。

2012年

9月

20日

嵐「アラフェス」

今日嵐の国立競技場で行われたコンサート「アラフェス」に行ってきました。

嵐はなかなか当たりませんが、友達が運よく当たったので行けました。

野外なので、花火あり、噴水ありで、花火もかなり打ち上げられ、

嵐の歌を聴きながら花火を見れるなんて最高!!!

今回は事前にリクエストの多かった歌を、嵐が歌ってくれるコンサートで、

嵐はいい歌が多いですね~

大野くんが歌もダンスも上手で、光ってました。二宮くんも「いい声だね~」と絶賛。

嵐は最近の曲はすべてハモるようになって、今日もうまくなったなあと感動しました。

7万人がペンライトを持って、一緒に歌って踊る光景は凄いですね。

最近いろいろな事件がありますが、日本はまだまだ平和で

いい時代に生まれてきて良かったなあとつくづく感じました。

2012年

9月

11日

DREAM BOYS 2012

今年もまた「DREAM BOYS」を娘と見に行きました。

亀梨くんと鳳蘭さんの他はメンバーが変わり、今年はHey!Say!JUMPの八乙女くん、

Kis-My-Ft2の玉森くん、千賀くん、宮田くん、元宝塚の樹里咲穂さんが出演。

亀梨くんは座長の貫録?が出てきて、歌とダンスがより洗練されて

セクシーになった感じ。

フライングと中国雑技団直伝の大技のバリエーションや質をより進化させて、

日本一滞空時間が長いと言われているらしいです。

大技の前は亀梨くんも呼吸を整えていて、見ている私達も手に汗を握る感じ。

成功した後は、思わず拍手喝さい。

ストーリーの大筋は昨年とだいたい同じですが、メンバーと演出が変わるので、

楽しめます。 

今年の亀梨くんと鳳蘭さんと樹里咲穂さんの三重唱は特に素敵でした。

亀梨くんの成長と頑張りを感じられた「DREAM BOYS」でした(*^_^*)

2012年

8月

13日

ブロードウェイミュージカル「カムフライアウェイ」

8月10日オーチャードホール、ブロードウェイミュージカル「カムフライアウェイ」を

見に行きました。

これはフランクシナトラの音楽に合わせて、男女4組が繰り広げる

恋の行方を描いたダンスミュージカル。

世界トップクラスのダンサーたちによるダンスなので、

ダンス好きの人から見たら、すごいダンステクニックらしいです。

でも私はあまりわからないので、後ろの生バンドの演奏の方が感動しました。

特に「マイウェイ」の演奏は素晴らしかったです。

このミュージカルの前にヒカリエで、ディナーをしました。

ヒカリエは最近は空いてきたので、待たずにお店に入れました。

レストラン街はどこもおいしそうで、内装がオシャレなお店ばかり。

パンテーブルカフェ「LA LOBROS」というフランスパンの上にいろいろな料理が

のっている見た目も素敵で、味もバッチリのお店に入りました。

オススメです(*^_^*)

2012年

8月

04日

外山啓介

8月1日サントリーホール、外山啓介ピアノリサイタルに行ってきました。

席は2階の真ん中。この場所は初めてでしたが、手が良く見え、響きも良く、

意外と良い席でした。

外山さんは1984年生まれ。長身で、フジテレビの番組でイケメンピアニストとして

取り上げられ、観客も8割くらい女性。

プログラムはモーツァルト「幻想曲K397」、ショパン「幻想即興曲」、

ショパン「幻想曲」、リスト「ダンテを読んで」、ムソルグスキー「展覧会の絵」。

ショパンはクレッシェンドの出だしが強すぎ、起伏に欠ける感じでしたが、

「ダンテを読んで」と「展覧会の絵」は迫力があり、とても良かったです。

インタビューで、本人が「音で勝負できるピアニストになりたい。」と

答えているように、音がクリアできれい。

音色にこだわって、練習している感がある演奏。

これからが楽しみな若手ピアニストです!!!

2012年

5月

15日

ブロードウェイミュージカルライブ2012

5月12日、今年もブロードウェイミュージカルライブに行ってきました。

去年の人と半分くらい、メンバーが変わり、

石井一孝さん、大澄賢也さん、大塚千弘さん、岡田浩暉さん、湖月わたるさん、笹本玲奈さん、

姿月あさとさん、ソニンさん、田代万里生さん、中河内雅貴さん、藤原正明さん、

米倉利紀さんでした。

今年は大澄賢也さんが振り付けをしたため、ダンスナンバーが増え、特に湖月わたるさんの

ダンスがスタイル抜群で素敵!!!

今年はデュエットも増えたため、上手な人達がハモると実に美しいと

その歌声に酔いしれてしまいました。

2012年

5月

08日

ロミオ&ジュリエット

コンサートではなく演劇ですが、6日に娘と赤坂ACTシアターに

「ロミオ&ジュリエット」を見に行きました。

ロミオは佐藤健くん、ジュリエットは石原さとみさん。

前から6列目だったため、顔もバッチリ見えました。

二人とも想像していたより小柄でしたが、佐藤健くんはセクシーでかっこよく、

石原さとみさんはとてもキュートでした。

演技も上手でしたが、キスシーンが何度もあり、びっくり!!!

セリフ、衣裳、音楽などすべて現代風で新鮮でした。

始まる前に赤坂BIZタワーでディナーをしましたが、ACTシアターの当日チケットで

お得になる店が何軒かあり、私はスペイン料理「BIKINI」で限定コースを食べました。

前菜8種、サーモンのマリネ、魚貝のパエリアで2800円。

とても美味しく、優雅な1日を過ごせました。

2012年

4月

18日

インゴルフ・ヴンダー

昨日ヴンダーのコンサートに行きました。

ヴンダーは2010年のショパンコンクールで2位になった27歳のオーストリア人。

昨年のショパンコンクール入賞者によるガラコンサートで、ショパンのコンチェルトがとても

上手だったので、ソロコンサートが聴きたく、ずっと楽しみにしていました。

プログラムはモーツァルトのソナタ第13番、リストの超絶技巧練習曲「夕べの調べ」、

リストの死のチャルダーシュ、ショパンのソナタ第3番、

ショパンのアンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ。

ヴンダーは音色がとてもきれいで、特に音階などの速いパッセージが美しくうっとりする響き。

さすがにショパンはよく弾きこんである感じで、多彩な音色で弾き分けていました。

アンコールはホロヴィッツの風変わりな踊り、スクリャービンのエチュードOp8-12、

モシュコフスキーの火花と3曲とも遊び心いっぱいの選曲で、個性が光っていました。

今後の活躍が楽しみ!!!

またまた假屋崎さんを見かけました。ピアニストの好みが同じなのかな~(*^_^*)

2012年

1月

30日

純名里沙&日本フィル

1月29日サントリーホール、純名里沙さんが日本フィルハーモニー交響楽団の演奏で、

ミュージカルナンバーを歌うコンサートに行きました。「サウンドオブミュージック」

「踊り明かそう」「Tonight」など有名な曲も良かったですが、純名さん自身が選んだという

キャンディードの「Glitter and BeGay」が素晴らしかったです。

純名さんは元宝塚の娘役のトップで、NHKの朝ドラの「ぴあの」に主演され、最近はNHKの

チャロの声もやっていて英語の発音もとても綺麗です。

相変わらずかわいらしく、しかも抜群の歌唱力で、とても美しいソプラノ。歌い上げるところも

期待を裏切らない声量で感動しました。細くてもパワフルな声は出るんですね。

これだけの美貌とすてきな歌声の持ち主はなかなかいないので、もっと活躍してもらいたいです。

純名さんは私の友達のいとこさんで、コンサートの後に一緒に写真を撮ってもらいました。

とても暖かい感じの人で、間近で見たらもっと美人でした。

2012年

1月

23日

久保田利伸

1月22日久保田利伸さんのコンサートに行きました。

生で聴くと久保田さんはさらに本当に上手いです。

代々木第一体育館であったのですが、その広さを全然感じさせない声量で、高音の伸びが

素晴らしいです。Funkyな曲もバラードもすべて感動しました。

「LALALA LOVE SONG」と「LOVE RAIN」の時が最も盛り上がっていましたが、私は

「Missing]と「声にできない」がバラードで胸にジーンときました。

アンコールの時に会場を3つに分けて、曲に合わせてみんなで踊るところがあったのですが、

その時久保田さんが会場から紹介したのが、何とナイナイの岡村さん。岡村さんがステージに

出てきて、ノリノリで一緒に踊ってくれたので、会場中が一つになってより盛り上がりました。

バックダンサーやシンガー、バンドの人たちも上手で、シンガーの一人のタイさんは今年の

グラミー賞にノミネートされていると言っていました。

とにかくすべてにおいてレヴェルの高いコンサートで最高でした。

この日はDVD撮影も行っていて、春に発売されるそうです。是非買いたいです!!!

2012年

1月

03日

キーシン

10月10日サントリーホール、キーシン・バースデースペシャルコンサートに行きました。

このコンサートはキーシンの40歳のバースデーを記念して、クニャーゼフ(チェロ)とアルゲリッチが協演するとのこと。キーシンとアルゲリッチのピアノデュオなんて一生に一度しか聴けないと思い、

発売初日10時からパソコンを開きましたが、私のように思っている人は予想以上に多く、座席を選んでいるうちにどんどん売れてしまい、結局右側の席になってしまいました。

でもアルゲリッチが健康診断で異常がみつかり、来日中止。大ショックでしたが、プログラムは前半がキーシンとクニャーゼフ、後半がキーシンのソロで、ショパンのノクターン10番とショパンのソナタ3番に変更になりました。キーシンとクニャーゼフのラフマニノフのチェロソナタも素晴らしかったですが、特に後半のキーシンのソロは見事な名演。直前に準備したとは思えない演奏で、ランランと同じくらい感動しました。

そしてさらに凄いのが、その後のアンコール。拍手が鳴りやまず、キーシンは何とアンコールを6曲も弾いてくれたのです。アンコールだけで1時間。やっぱりピアノって素晴らしい、このままずっと聴いていたいという感じでした。私がアンコールで気に入ったのは、シューマン作曲リスト編曲の献呈。とても美しい曲で(キーシンが弾いたからかもしれませんが)、今私もこの曲の練習を始めました。

2011年

12月

27日

ウラディーミル&ヴォフカ・アシュケナージ

10月5日サントリーホール、ウラディーミル&ヴォフカ・アシュケナージピアノデュオコンサートに

行きました。最近は指揮ばかりで、ピアノから遠ざかっていたアシュケナージが、息子のためには

ピアノを弾くのだと思い、期待いっぱいで行きました。

アシュケナージはお年のせいか、若い頃の迫力には欠けましたが、やはり魅力的な演奏でした。でも

息子さんのヴォフカさんの演奏が、私は好きになれませんでした。テクニックはありますが、硬い音で

お父様に比べると表現力に欠ける感じでした。できればお父様のソロが聴きたかったです。

でも最後のラヴェルの「ラ・ヴァルス」は素晴らしいの一言。是非私も弾いてみたいと思いましたが、

まだ楽譜を買いに行ってません。楽譜を見たら、難しさにギョッとするかも・・・

2011年

12月

26日

DREAM BOYS

9月18日帝国劇場、娘とミュージカル「DREAM BOYS」を見に行きました。

とにかくKAT-TUNの亀梨君が凄いです。歌も芝居も上手いのですが、ワイヤーをつけて空中を飛んだり、中国雑技団のようなアクロバットをやったりしてびっくり。

他にKAT-TUNの田中君と中丸君も出ていたので、ミュージカルが終わってから、KAT-TUNの歌を何曲も歌い、コンサートのようにMCもやりとても楽しめました。

コンサートに行くより間近で見れて、娘も感激していました。

母親役が鳳蘭さん、マネージャー役が真琴つばささんで、脇役も歌が上手く良かったです。

2011年

12月

26日

ブロードウェイ・ミュージカルライブ2011

8月27日ブロードウェイ・ミュージカル2011に行きました。

これは今年で2回目で、友達が素晴らしかったと絶賛していたので、行ってみました。

石井一孝さん、今井清隆さん、岡田浩暉さん、知念里奈さん、神田沙也加さんなどミュージカルスターが、ブロードウェイミュージカルの代表曲をピックアップして歌ういいとこどりのステージです。

私が気に入ったのは、女性では姿月あさとさんと笹本玲奈さん、男性では戸井勝海さん。姿月さんは元宝塚の男役トップスターで美人でスタイルも良く、踊りも上手いのですが、歌が抜群に上手いのです。最後に歌った「エリザベート」は圧巻。迫力があり、とても魅了されました。

笹本さんは細くて華奢なのに、とても声量があり感心しました。

戸井さんは友達の友達のご主人なのですが、イケメンなだけでなく、歌もとても上手いです。

10月2日にBSフジでこのコンサートの放送をしていました。

2011年

12月

26日

SOMETIME

8月21日吉祥寺のSOMETIMEにジャズライブを聴きに行きました。

この日のピアノは羽仁知治さん。羽仁さんの演奏はジャズなのに音色が繊細で素晴らしいです。

ヴォーカルの河原厚子さんもハスキーな歌声でステキ。ベースの河原秀夫さんとドラムの吉岡大輔さんも息の合った演奏でステキでした。

SOMETIMEは飲食しながら間近でジャズ演奏が見られるオシャレなお店です。私のお気に入りはピアノのすぐ後ろの席。ピアノの手の動きがバッチリ見えます。演奏者によりうまい日とそうでもない日があるので、何回か行かないとわかりません。この日は3ステージで、休憩が2回入りますが、19:30~23:30で1800円。素敵な夜を過ごせますよ。

ときどき歌舞伎役者の中村梅雀さんも演奏者で登場します。

2011年

12月

25日

東京都高等学校吹奏楽コンクール

8月15日東京都高等学校吹奏楽コンクールに娘が出るため行きました。

娘は吹奏楽部でホルンを吹いていて、少しだけあったソロが上手く吹けてほっと一安心。娘の高校の

演奏はまあまあ良かったのですが、ダメ金でした。(金賞だけど都大会に出られない金賞をダメ金といいます。)

8月15日の午前の部で都大会代表に決まった修徳高校の演奏は、都大会常連校だけあって、さすがの演奏でした。課題曲はⅤ(Vが最も難しい)、自由曲はバルトークの「中国の不思議な役人」。どちらもとても難曲なのに、ミスもなく音量が他校と明らかに違うのです。

3年前普門館の都大会に行きましたが、高校の吹奏楽部のレベルは凄いです。こんなにうまいなんてととても驚きました。

娘の高校の音楽の先生(この先生、私の音大の後輩)が、最近は音大で一番人気は管楽器だと言っていました。私の頃はピアノが一番人気だったと思うのですが・・・

興味のある方は是非一度普門館(高校吹奏楽の甲子園と言われています)に行ってみて下さい。感動しますよ。

2011年

12月

24日

ランラン

2月13日サントリーホール、ランランのコンサートに行きました。

プログラムはバッハのパルティータ1番、シューベルトのソナタ21番、ショパンエチュードOP25全曲。ランランは以前テレビで演奏を聴き、是非生演奏を聴きたいと思っていたのですが、実際の演奏を聴くと、音色、メロディーの出し方、表現力、弾き方、ペダリング、すべてにおいて完璧で、ひさびさに感動しました。

花束を渡しに行った金髪のロングヘアーの人がいたのですが、なんと華道家の假屋崎さん!!

假屋崎さんもランランのファンだったんですね。

2011年

12月

24日

ショパンコンクール入賞者ガラコンサート

2011年1月23日オーチャードホール、第16回ショパンコンクール入賞者ガラコンサートに行ってきました。第1位のアヴデーエワ、第2位のヴンダーとゲニューシャス(2位は二人でした)、第3位のトリフォノフ、第5位のデュモンとたくさんの演奏者のピアノが聴けて、お得なコンサートでした。

アヴデーエワは美人でドレスが似合いそうなのに、黒のパンツスーツで登場。ショパンのソナタ2番を弾き、さすが1位という感じでしたが、私個人としては2位のヴンダーの演奏が一番気に入りました。ヴンダーはショパンのピアノ協奏曲1番を弾きましたが、今度ヴンダーのソロコンサートがあったら、是非聴きに行きたいです。オケもワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団で、日本のオケよりずっときれいな音で良かったです。

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